2019年10月28日 15:43更新
感じたまま素のままに表現された絵やコラージュを展示するアール・ブリュット展が上越市本町のミュゼ雪小町であす29日(火)まで開かれている。
アール・ブリュット展は全国障がい者芸術・文化祭にいがた大会の一環として開かれた。会場には県内から応募のあった100人から選ばれた15人の作品が展示されている。
今回は作品の展示だけでなく、表現者を普段からサポートしている人が、語り手となって、作家を紹介するガイドブックが作成され、会場で配布された。
アートディレクターの角地智史さんは「障がいがある人の作品は職員や家族などに見守られ、支えられている。作者だけじゃなくて、作品の背景を語るガイドブックを作った。語り手の言葉と照らし合わせてみてほしい」と話した。
これは上越市の馬場 悠斗さんの作品。語り手は母の友絵さん。
友絵さんは、自閉症の悠斗さんが小さいころから数字にこだわり、クレパスで壁や床、天井に数字を描いていたことをガイドブックで紹介している。会場には自宅の様子も再現された。
友絵さんは「山積みになった絵から、キラリと光る宝物を見つける時間が好きです」という。
上越アール・ブリュット公募展
■日時:~29日(火)10時~5時
■場所:あすとぴあ5F ミュゼ雪小町
※ご覧の記事の内容は2019年10月28日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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