2019年10月20日 20:20更新
100年の歴史、海を越えてタッグ!
台湾で100年を超える老舗菓子店のオーナーが上越市を訪れ、地元で100年を超える商店街や料亭の代表と懇談し、今後の相互交流を約束しあった。上越市を訪れたのは台湾台中市で111年の歴史を持つ老舗菓子店「陳允宝泉」の翁羿琦さんとその家族。翁さんは台湾の老舗店舗で作るネットワーク「台湾百年老店」の副会長を務めている。翁さん一家はこのほど上越市に事務局がある「百年料亭ネットワーク」主催の台湾市民モニターツアーに参加し、料亭宇喜世や越後・謙信SAKEまつりを見学、堪能した。百年料亭ネットワークでは「台湾百年老店」と連携し、長い歴史をテーマに互いの地域で観光や誘客促進を目指すなか、上越市の本町商店街も昔の絵看板をつくって地域活性化を目指す「百年商店街プロジェクト」に取り組んでいることから、そのメンバーを招いてツアーの前に懇談会を開き、今後の相互交流を約束しあった。翁さんは「本町の大杉屋さんが400年も続くことを聞いて驚いた。日本の百年以上続くお店を見ると、一生懸命な企業努力と誇りを感じるし、さらにみんな心が温かいので自分もそのようになれるよう真似してみたい。」本町で百年商店街プロジェクトに取り組む宮越紀祢子代表は「翁さんがぜひ交流したいと言ってくれてうれしい。まず台湾からの一団を連れてきてもらうとともに、私たちも向こうを訪れて、今後の交流を考えていきたい。」と今後の関係発展に期待していた。
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