2019年09月28日 17:12更新
食のイベント「妙高あらいうまいもんまつり」が28日、妙高市朝日町通り周辺で行われ、家族連れなどが地元の味を堪能した。
まつりは、まちに賑わいを取り戻そうと、毎年、市民団体 街なかにぎわい推進委員会が開いている。
今年は地元の老舗菓子店や飲食店など26のブースが並んだ。定番のグルメをはじめ、まつりだけの限定メニューも販売された。会場は大勢の人でにぎわい、「うまい!」という声が聞かれた。
地元の新井小学校のブースでは、5年生が「米粉のもちもちココアマフィン」と「レモンライスクッキー」の2種類を限定販売した。これは、児童と妙高市の菓子店“スイーツ工房くみ”がコラボレーションしたもの。
どちらのスイーツも児童たちが育てた妙高市特産の「華麗米」を使ってレシピを考案。スイーツ工房くみの柴田久美子さんが改良を加え完成した。「華麗米」は米粉にして使用された。
児童たちは特設ステージで商品PRを行ったり、会場内を手作りの旗を持って宣伝してまわった。
ブースにはオープン前から長蛇の列ができた。購入した人は「おいしい。クッキーはサクサクしていて、マフィンもモチモチ。ほんのりお米の味がした」と。
児童は「想像していなかったぐらいたくさん売れて嬉しい」と笑顔を見せた。スイーツ工房くみの柴田さんは「華麗米をPRし、地元の良さをさらに知ってもらえたら」と話した。
その他、イベントではステージパフォーマンスも行われ、地元の劇団によるコントやダンスが披露され会場を盛り上げた。
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