2019年09月20日 12:08更新
上越労働基準監督署は20日、労働安全衛生法違反の容疑で、上越市三和区にある土木建築工事業、澤井商事の取締役骨材事業部長65歳の男を新潟地方検察庁高田支部に書類送検した。
上越労働基準監督署によると、男は澤井商事の取締役骨材事業部長として、骨材事業部の労働者の安全管理を統括するものであるが、昨年11月30日、同社の骨材工場でコンベヤーに労働者の身体の一部が巻き込まれるなど危険があったにも関わらず、非常停止装置を備えないまま、労働者にコンベヤーのベルト位置の調整を行わせた。
その結果、労働者が作業中に左腕をコンベヤーに巻き込まれ、左腕を切断する労働災害を発生させたもの。
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