2019年07月19日 16:00更新

上越教育大学附属小学校の5年生が高田本町商店街のＰＲ動画を制作して19日、上越妙高駅にある大型ディスプレイで上映した。 「5分後にぼくたちが作った動画が上映されます！」改札を通る人たちに声をかけるのは5年2組の児童。児童は高田本町商店街をテーマにＰＲの方法とまちづくりについて学んできた。自分たちでカメラをまわし、インタビューや商品レポートを撮影、編集にも取り組んだ。担任の高山史教諭は「本町商店街は子どもたちにとって一番近い町。今の状態を観察しながら昔の様子と比べることで町にとっての思いを拡げてもらいたい。」と話す。

動画は3か月かけて完成。作品は5本、1本5分ほど。デジタルサイネージを管理する上越地域活性化機構ORAJAの協力で上越妙高駅構内にある大型ディスプレイでの上映となった。児童は動画制作を振り返り「一生懸命作ってきたものが大きなところに流されるのはうれしい。」と一般へのお披露目を喜んだ。上映に先立ち、児童は駅を行き交う人に声をかけて動画を案内したり、商店街をＰＲする手作りのチラシを配った。視聴した人は「自分もよく本町に行く。動画はこどもたちなりに頑張っている」と評価。また関西から訪れてたという女性も「子どもたちがレポートしていたケーキがおいしそうだった。地元の特産品を頑張って紹介していて良い。」と話していた。動画を見てくれた人には、商店の詳しい案内やおすすめ商品を伝えたり、感想アンケートもとっていた。高山教諭は「チラシの配布状況やアンケートを検証して、2学期以降の取り組みに生かしたい。」と話していた。

※ご覧の記事の内容は2019年7月19日（金）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～ 
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 7月19日 19:00～ 7月25日 19:00まで）