2019年07月09日 11:20更新
上越市柿崎区の農場「黒岩パーマカルチャーファーム」で8日、スペイン人が作った農作物を見学する商品見本市が開かれた。
見本市を開いたのはファームを管理するスペイン人、ガリシア・バランコ・エミリオさん。エミリオさんは田舎で暮らし、農業をしたいという思いから3年前、市の地域おこし協力隊として初めて上越を訪れた。
エミリオさんは現在、自宅の敷地内を活用し、「黒岩パーマカルチャーファーム」と呼ばれる農場で、キュウリやトマトなどの農作物の栽培や、にいがた地鶏やヤギなどを飼育している。農場で採れたものは、あるるん畑や吉川の道の駅で販売する。
この日は地元の飲食店の料理人や市の職員を招き、ファーム内を見て回った。ファームの大きさは約40アール。参加者は「野菜のほかにもヤギなどを飼っていてすごい」と話した。
エミリオさんは「ファームを組合のようにして、若い人を呼びたい。ビニールハウスやフルーツの栽培にも挑戦したい」と話した。
黒岩パーマカルチャーファーム
■住所:上越市柿崎区黒岩2688
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