2019年07月02日 16:00更新
消防の救助技術を競う県大会が、あさって4日に新潟市で開かれ、上越消防から23人が出場する。
2日、伊藤公雄消防長の前で出場する選手が訓練の成果を披露した。県大会には上越消防署管内から選考会を勝ち抜いた23人が7種目に出場する。
被災した建物への進入を想定し命綱をつけて15mのはしごをのぼる「はしご登はん」には、関沢遥さんが唯一の女性として出場する。関沢さんは「同性がいないのは心配だったが他の選手が気にかけてくれて、”女だから”ではなくほかの選手と同じように接してくれたのでやりやすい環境だった。県大会は自分らしい1本をしたい」と話した。
披露の後は、選手を代表して明地恒さんが「知勇兼備・真のプロとして正々堂々と戦い必ずや上位大会に進出することを誓う」と決意を述べた。明地さんはロープブリッジ救出に出場する。「5月から本格的な訓練がはじまり毎日厳しい訓練だった。常に災害のことを考えて緊張した中で訓練できるよう務めてきた」とこれまでを振り返った。
特別救助隊の岡田昌也隊長は「日頃の訓練の成果をそのまま発揮し感謝の気持ちを持って1本集中して実力を発揮してもらえれば」と話した。
上越消防本部の伊藤公雄消防長は「大会は単なる競技ではなく、市民を守る、安心を確保する、信頼される消防士になるための訓練。今後も技術や力を市民のために使っていただきたい」と激励した。
県消防救助技術大会はあさって4日新潟市で行われる。
※ご覧の記事の内容は2019年7月2日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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