2016年10月31日 10:55更新
飼 育数日本一を誇る上越市立水族博物館のマゼランペンギン。これをテーマにしたクラフトマーケットが水族館近くの海浜公園で10月31日に初開催され、大勢の親子連れで賑わった。
この催しは2年後にオープン予定の新しい水族館の整備に向け、市民の期待感や認知度を高めるため、市民の有志と上越市が初めて開いた。イベントのテーマは上越市の水族館が日本一の飼育数を誇るマゼランペンギン。会場には70を超えるブースが並び、ペンギンをモチーフにした作品が訪れた人を楽しませていた。
また、イベントでは上越地域の書道塾に通うこどもたち10人による「筆っ子隊」が初登場し、書道パフォーマンスで会場を盛り上げた。今回のイベントは新しい水族館の整備について市内外へ理解や認知を広めるとともに、水族館周辺エリアの魅力向上を図る狙いがある。上越市新水族博物館整備課の新井和人係長は「ペンギンの魅力を飼育数日本一という言葉から具体的に伝えていければ水族館のPRになると思うし、周辺を魅力あるエリアにしたいと市民の力を借りてイベントを企画した。引き続きこういうイベントを考えていきたい」と話している。