2019年06月25日 18:05更新
上越市立水族博物館うみがたりが、海の生き物だけでなく生態系や環境を学ぶ施設を実現し、まちづくりに貢献しているとして、優れた建設事業に贈られる「全建賞」を受賞した。
全建賞は全日本建設技術協会が昭和28年に設け、毎年優れた建築やインフラ整備の事業を表彰している。
平成30年度は全国314の事業から応募があり、そのうち、建築部門でうみがたりの建設事業が受賞した。
審査では、3Dシミュレーションなど高度な設計・施工技術を活用したこと、大水槽に日本海の海底地形を表現し生き物だけではなく、生態系を学べる施設になっていることなどが評価された。さらに、市外からも多くの来館者が訪れ「まちを元気にしている」点も評価された。
受賞を受けて、市は「うみがたりの魅力が全国に発信できた、うれしい限り」と話している。
市によると昨年はオーレンプラザが、同じ建築部門で受賞していて、今回が2例目となった。
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