2019年06月17日 18:39更新
上越教育大学附属中学校の生徒が17日、附属幼稚園を訪れ、園児との遊びを通じて自分の小さいころを思い出し、地域とのかかわりについて考えた。
幼稚園を訪れたのは附属中学校3年1組の生徒41人。生徒は、園児たちと一緒に本を読んだり、虫捕りや泥遊びをして1時間ほどを過ごした。
この活動は、家庭科の授業として、毎年この時期に行われている。生徒は幼稚園児との遊びを通して自分が子どもだったころを思い起こし、他者とのかかわり方を考える。
上越教育大学附属中学校の渡辺元子教諭は「子どもたちと遊ぶことで自分も地域の人や周りの人のお世話で育ってきたことを実感できる」と話す。
しかしなかには、小さい子どもとの接し方が分からず戸惑う生徒も見られた。少しずつ、相手と向き合ううちに様々なことを感じているようだった。
女子生徒は「子どもたちとかかわることで昔こんなことをやっていたから今があることが分かった」と。
男子生徒は「親戚は大きい子ばかりで小さい子と遊ぶ機会がない。子供は好奇心旺盛で夢にあふれている。接することで自分の将来の幅がひろがるようだ」と話していた。
渡辺教諭は「将来支える側になって応援できる学びを得てほしい」と期待していた。
はじめは緊張していた生徒だが、活動が終わるころには表情も和やかになり、園児たちとの時間を楽しんでいた。
※ご覧の記事の内容は2019年6月17日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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