2019年05月24日 17:05更新
東北電力の上越火力発電所1号機の建設工事がきょう24日から上越市八千浦地区で始まり起工式が行われた。営業運転は4年後、2023年の予定。
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1号機が建設されるのは八千浦地区、JERAの火力発電所の隣。1号機の出力は57.2万kw、約80万世帯の年間使用電力量に相当する。天然ガスを燃料に、最新鋭のガスタービンを採用して、熱効率は63%以上をめざしている。これは世界最高水準で、従来設備と比べると二酸化炭素の排出量と燃料使用量がおよそ2%削減される。
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発電所は3階建て、高さおよそ30m、煙突はおよそ136m。外観には、上越の桜と上杉謙信の紺をイメージした2色のラインをデザインする。
東北電力の原田宏哉取締役社長は「高い経済性と環境負荷低減の両立を達成できる発電所として期待している。また、電力需要の動向に応じた調整や起動・停止が可能。電力の安定供給に寄与していく」と話した。
本格的な工事は7月から始まり、4年後の営業運転を目指し作業が進められるということ。
上越火力発電所は東北電力としては9番目の火力発電所となる。
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