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大和小児童が考案「北国街道お弁当」10分で完売！

大和小児童が考案「北国街道お弁当」10分で完売！

2017年03月12日 20:38更新

北陸新幹線開業２周年に合わせて、地元の上越市立大和小学校の６年生が考案した駅弁が、12日から上越妙高駅で販売されている。

大和小学校６年生は、今年度の総合学習で地域の良さについて学んできた。釜蓋遺跡や校区内の北国街道などについて学びながら地域活性化のために、自分たちに何が出来るかを考え、開業２周年に合わせた駅弁開発に取り組んできた。

大和小児童弁当販売

児童が考案した駅弁は「北国街道お弁当」。食材、インパクト、栄養バランスなどプロのアドバスを受けながら何度も協議を重ねてきた。パッケージには6年生の集合写真もデザインされている。また裏には、材料の産地や児童からのメッセージが書かれている。

大和小児童弁当販売②

弁当は児童が考えたレシピをもとに、上越妙高駅で弁当屋を営むホテルハイマートが製造した。大和でとれたお米のうえに高田の桜、福井のカニ、長野の野沢菜などがあしらわれ、北国街道沿いの地域の素材が味わえる。

大和小児童弁当販売⑤

初日は児童も構内で弁当をPRし販売を手伝った。事前予約の200個の他、当日販売分として50個が用意されたが、10分で完売となった。

買い求めた客は「すごく楽しみにしていた。みんなが一生懸命考えたパンフレットを見て、おいしそうだなと思って大変うれしく思う。これからも販売を続けていってほしい」と話した。

大和小児童弁当販売④

また児童は「自分たちで考えた駅弁がこれだけ売れて良かったと思う。これからも売れて大和をPRしてほしい」と完売を喜んだ。

弁当は当初、12日限定で販売される予定だったが、製造を担当したホテルハイマートの意向により通年販売の商品化が実現した。ハイマートの担当者は「販売を一日で終わらせてはもったいない。これからも通年販売を行っていこうと考えた。大人が考えるものとは違った斬新な弁当という感じがした」と太鼓判を押す。

「北国街道お弁当」は、ひとつ1,300円。駅構内の山崎屋で販売されている。