2019年05月06日 04:01更新
妙高市平丸に伝わる伝統工芸、スゲ細工を紹介する「今と昔展」が、9日からいもり池の隣、レストランホンドリスではじまります。
平丸地区のスゲ細工は昭和33年、農作業ができない冬の収入源として作られるようになり、毎年、正月飾りの干支が制作されています。最盛期の昭和40年代には作り手が約200人と栄え、過去には年賀郵便切手に採用されたこともあります。
その後、高齢化により作り手は減りましたが、現在はNPO法人「平丸スゲ細工保存会」の会員がスゲ細工を守り受け継いでいます。
昔と今展では、干支のスゲ細工の展示にはじまり、昭和30年代からの貴重な写真を展示して歴史を紹介します。また、過去に撮影された活動記録などの映像から、制作の過程を垣間見ることが出来ます。
平丸スゲ細工の今と昔展
■日時:5月9日(木)~14日(火)10:00~16:00
■会場:いもり池 レストラン ホンドリス(妙高市関川2248-1)
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