2019年03月27日 20:00更新

4月から新しい保育園に統合される上越市立古城保育園で27日、閉園式が行われ、70年の歴史に幕が下ろされた。

古城保育園は、同じ直江津地区にある中央保育園と統合され、4月からなおえつ保育園となる。

閉園式には0歳児から5歳児まですべての園児74人と職員、地域住民などが出席した。

式では、村山市長があいさつに立ち、「保育園で結ばれた人と人、人と地域の絆はこれからも受け継がれ、ふるさとの発展を支える大きな力になる」と地域への感謝を表した。

古城保育園は、いまから約70年前、昭和23年に直江津町営の第一保育園としてはじまった。これまでに1,500人を超える園児が巣立っている。

閉園式のフィナーレは園児によるセレモニーだ。毎年、直江津祇園祭に合わせ、園で行ってきた手作りの山車による町内練り歩きを再現した。園児たちはお饌米を担いだり、樽太鼓を演奏したりして参列者を大いに沸かせた。

4月に進学する園児は、「さみしいが、思い出を忘れないようにしたい」と。参列した保護者からも「楽しい思い出忘れないでほしい。ここで育ったこと忘れず次も頑張ってほしい」との声が聞かれた。

宮越美恵子園長は「子供たちが大好きなお祭りで閉園式ができホッとしている。みんなで仲良く遊んだ思い出を持って新しいところでも元気に遊んでほしい」と話していた。

新しいなおえつ保育園は、4月4日に入園式が行われ、古城保育園と中央保育園あわせて191人の園児が通うことになっている。

※ご覧の記事の内容は2019年3月27日（水）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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