2019年03月22日 05:00更新

ランの愛好家が育てた春蘭の展示会が3月23日（土）と24日（日）に上越市市民プラザで開かれる。

展示会を開くのは上越市と妙高市の愛好家11人でつくる上越春蘭愛好会。会員が1年かけて育てた春蘭70品種、約100点が並ぶ。

春蘭は日本や韓国などでみられる野生ランのなかまで、日本では古くから観賞用として栽培されてきた。同じ品種でも陽の当て方や環境によって葉の柄や花の色が変わるのが特徴。

愛好会の小林毅夫会長は「昨年の夏は非常に暑く、育てるのに苦労した。また、ことしの春も早かったので花が早く咲き始めてしまい、心配したがなんとか会期に合わせられた」と話す。

展示では地元の名前が付いた品種も。これは「春日山」。昭和30年頃、上越市春日山で発見された。

「春日山」緑の葉に黄色の虎柄が入っているのが特徴

展示会の入場は無料。また、会場では春蘭を株分けした販売もおこなわれるということ。

春蘭展示会
■日にち：3月23日（土）・24日（日）
■時間：23日11:00～17:00／24日9:30～16:00
■会場：上越市市民プラザ　1F Aホール
■問合わせ：事務局　℡025-526-1947（神田）

※ご覧の記事の内容は2019年3月20日（水）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間20日 19:00～27日 19:00まで）