2019年03月11日 16:54更新
上越市立水族博物館うみがたりで飼育していたバンドウイルカ1頭が10日、死んだことがわかった。
オープン当初のショーの様子
指定管理者の八景島によると、死亡したのはメスの「アルク」推定年齢7歳。きのう10日(日)午後5時23分に死んだことが確認された。解剖したところ、膵臓などで疾患が認められたが、詳細については現在調査中。
アルクは昨年12月中旬よりエサを食べる量が減るなど体調不良が続き、パフォーマンスを休養していた。今年3月8日より、体調がさらに悪化し、エサをまったく食べなくなった。獣医師や飼育スタッフによる処置が行われたが改善しなかったという。
うみがたりは昨年のオープン時、4頭のバンドウイルカを飼育していたが、夏に1頭が死に、これで計2頭となった。
八景島によると、イルカのパフォーマンスは今後しばらくの間、2頭体制で継続していくということ。
また村山市長は「開館1年を待たずに、サシャ、そして今回のアルクの2頭を失うということは想像もしなかったことであり、残念でなりません。残った2頭にはこれまで以上の愛情を注ぐとともに、今後の態勢について指定管理者と協議していきたいと考えています」とコメントしている。
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