2019年03月03日 14:29更新
この春、自衛隊に入隊する上越地域の若者にエールを送る激励会が3日、上越市で開かれ27人の若者が志を新たにした。
激励会は、現職自衛官の保護者でつくる、新潟県自衛隊家族会 高田地区協議会が、毎年この時期、新たに入隊する若者を励ますために開いている。
上越地域からはこの春、女性4人を含む34人が入隊予定で、このうち27人が激励会に出席した。
来賓として挨拶にたった、高鳥修一衆議院議員は、世論調査の結果、国民の9割以上が自衛隊を支持していることを紹介し、「近年の自衛隊をめぐる法律と現実の矛盾を終息させるのは政治家の責任。皆さんは、それぞれの自信と希望と誇りを持って、しっかり任務を果たしてほしい」と、エールを送った。
また、3市を代表し上越市の村山市長は「とりわけ、どのような災害であっても、いち早く現場に駆けつけ、迅速な救助と復旧に全力を尽くす自衛隊員の姿は国民に大きな深い感銘と大きな信頼を与えている。皆さんは崇高な使命を果たそうとこの道を選んだ。しかしその道は時に厳しく、困難が待ち受ける道であるかもしれない。どうか人の役に立ちたい、国民の平和と安全を守りたいという初心を胸に、粘り強く力強く自らの道を切り開いていって欲しい」と若者たちを力づけた。
入隊予定者の多くは、被災地での自衛隊の活躍を見て、志願したという。そのうちの一人、上越市在住の松木裕美さんは「小さな子どもや女性に寄り添い、心や体のケアもしっかりしていたところに、尊敬の念を抱いた。私が女性自衛官にあこがれたように、自分も憧れてもらえるような、責任感ある自衛官になりたい。」と話す。
なお、入隊予定者は今後、各入隊先で数ヶ月にわたる教育を受けた後、正式に配属先が決まるという。
※ご覧の記事の内容は2019年3月5日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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