2019年01月01日 16:40更新

上越市の五智海岸で、元日に、恒例の新春初泳ぎが行われた。 

今年で39回目となるこのイベント。上越遠泳愛好会「水夢」の呼びかけで、海岸の安全利用と参加者の無病息災を祈り毎年行われている。

海が大好きな地元の仲間５人からスタートしたが、口コミで評判が広がり、今では毎年多くの人たちが集まるようになった。

今年は青空が広がる好天の元、老若男女合わせて約30人が、11時11分の合図とともに荒波の日本海へと駆け出した。

この時の高田の気温は５度。日差しはあっても風は冷たい。参加者は、焚き火で暖を取りながら、合計３回海に入った。

 ”根性”の文字が入った手ぬぐいを頭に巻いた男性は「初泳ぎは”禊”。今年は亥年。頑張っていきたい」。去年に続き2回目の参加の小学５年生男児は「クロールが出来てよかった。母の弟のお嫁さんが赤ちゃんを産んだのでその子とも仲良くしていきたい」と今年の抱負を語った。

また、市内の柔道教室のメンバーは、全国大会出場祈願で参加。「これが出来れば勝てそう！」と気合を入れて海に飛び込んだ。

「水夢」立ち上げメンバーの一人、大川育雄さんは「主催メンバーは高齢化してしまったが、やってきて良かったと思う。せっかく皆さんが集まるようになったので長く続いていってほしい」と話す。

寒さに震えながらも、参加者はみんな笑顔。新たな気持ちで、願掛けをしていた。

※ご覧の記事の内容は2019年1月4日（金）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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