2018年11月15日 13:28更新
上越市内の畑で15日、キャベツをすばやく収穫できる農業機械のデモンストレーションが行われた。
キャベツを収穫する専用機械は、ヤンマーが開発した。
この日はキャベツ生産者や行政関係者などおよそ20人が見守る中、収穫機が次々とキャベツを収穫した。
キャベツは星形のホイルで根ごと引き抜かれた後、ベルトにはさまれ上に移動する間に根が切り落とされる。機械の後ろには人が作業する荷台があり、収穫と同時にキャベツの選別作業などができる。
ヤンマーによると、畑を歩きながらの手作業に比べて半分の時間で済むということ。この収穫機は広大な畑がある北海道で主に使われていて、新潟県内で導入しているところはない。
デモンストレーションを見学した生産者は、「全て手作業で収穫している機械を使うと収穫スピードが速くなるので、さらに畑の面積を拡大できる可能性もある。大型機械を導入することで園芸作物の力をつけられるのではないか」と期待を寄せた。
この収穫機の価格は税抜き1,060万円。見学したJA関係者は、キャベツを栽培する複数の農家でシェアする使い方ができたらと話していた。
※ご覧の記事の内容は2018年11月15日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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