2018年11月06日 08:50更新
家族が認知症になったときどうしたらよいかをテーマにした講演会が5日、上越市市民プラザで開かれた。
これは高田東ロータリークラブが開いたもので、会員や一般市民40人が参加した。講師は、上越地域医療センター病院の保健師・和久井 美恵子さんが務めた。
和久井さんは、認知症は記憶障害がきっかけで本人が最初に気づくことが多いが、なかなか人に言えないものだと話した。その上で、季節外れの服装など家族が少しでもおかしいと感じたら、専門家に相談してほしいと呼び掛けた。
また、認知症の予防については、生活習慣病の予防や治療、さらに無口にならず、人とのおしゃべりや大きな声で笑うことも有効と話した。
受講者は「会社の仲間にも認知症の介護が必要になり、会社を辞めなければいけないことがあった。自分の両親も高齢になってくるので、万が一のときの心構えができるのか、考えなければならない」と話していた。
上越市によりますと、現在、認知症にかかっている人は9,000人以上とみられ、2025年には1万人を超え、高齢者の6人に1人が認知症になると予想されている。
高田東ロータリークラブでは同様の講演会を12月9日にも開催する予定。詳しくはこちら https://www.joetsu.ne.jp/61298
※ご覧の記事の内容は2018年11月6日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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