2017年02月03日 13:27更新
土木工事や冬の除雪などをおこなっている上越市板倉区吉増の「芳栄」が自己破産申請の準備をしていることがわかった。負債総額は約7,700万円にのぼるとみられる。
帝国データバンクによると、芳栄は1973年に創業。土木工事業者で、管工事や冬期間の除雪なども手掛け、2003年5月期の年売上高は約4億4,000万円を計上していた。
しかし、近年の公共事業の減少によって減収が続き、直近の2016年5月期の年売上高は1億2,000万円にまで減少。負債の総額が資産を上回る債務超過になっていた。
今期に入っても業績は好転せず、少雪による除雪作業の減少もあって資金繰りが厳しくなった。また資金調達も限界に達し、事業を続けることが困難になり、自己破産申請の準備をすることになった。