2018年08月29日 17:28更新
きのう28日の大雨は、短時間に集中的に降ったことなどから、上越市内の道路が冠水する被害が多かったことが分かった。また、テニスコートや野球場など公共施設にも被害が出た。
上越市によりますと、大雨の被害を受けた市道は、今朝9時30分現在で65か所あった。このうち冠水が33か所、法面の崩落が13か所、土砂の流出や路肩崩壊などが19か所となっている。
上越市宮野尾地区の愛宕谷牛池線では道路が28mに渡って崩落し、通行止めとなっている。迂回路はない。その他、大島区、浦川原区など9か所が通行止めとなっている。
28日 上越市新光町3丁目周辺
また、床下浸水の被害が住宅で9件、車庫や物置で5件、合わせて14件となっている。
公共施設にも被害が出た。
上越総合運動公園では、テニスコート16面のうち13面で人工芝のコートに凹凸ができた。市では当面、競技大会ができないと話している。
また、びょうぶ谷野球場では外野レフト側に面した法面から土砂が流れ込み、山状になり、対応を検討している。
28日 保倉川(港町)
きのう28日の大雨は、局地的に短時間に集中して降った。午前6時から10時までの4時間の雨量は、頸城区望ヶ丘146㎜、春日新田131㎜、安塚区・門前沖126㎜、上正善寺125㎜、大手町は14㎜となっている。
きょう開かれた上越市の災害警戒本部会議では、野口副市長が、今週末にも集中的な降雨が予想されているとして「中山間地ではすでに土壌がたっぷり水を含んでいる。土砂災害などを警戒しパトロールに取り組む」と話した。
ご覧の情報は29日午前9時30分現在のもの。通行止めなど最新の情報は上越市まで。
※ご覧の記事の内容は2018年8月29日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回放送18:30~
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