2018年07月16日 20:17更新
サッカー元日本代表を講師に招いた小学生サッカー教室が16日、アパリゾート上越妙高で開かれ、子供たちはプロから直接、心得や技を教わった。
このサッカー教室は、地域のこどもたちのサッカー技術の向上と普及を目的に、アパリゾート上越妙高が毎年行っている。10回目の今年も、元日本代表でサッカー解説者の金田喜稔さんや、同じく元日本代表で名古屋グランパスエイトのゼネラルマネージャー兼監督も務めた小倉隆史さんら、4人のコーチが講師として招かれた。
練習には、上越市や妙高市の他、長野県や富山県遠くは東京などからおよそ150人の小学生が参加した。
はじめに、司令塔であるボスを決めボスが行うことを瞬時に真似たり、反対の動作をするなど、頭を使ったウォーミングアップが行われた。そして、飛んできたボールを次のプレーに移りやすい位置にコントロールする”トラップ技術”について、金田さんは、「踏み込んで蹴る、踏み込んで蹴る。ステップを使ってボールのスピードを体全体で吸収できたらトラップミスはかなり減る」と実践を交えながら指導した。
ジュニアの育成について小倉さんは、「まずは楽しむこと。あとは、どうやったらうまく出来るかを自分なりに考えて工夫することが、この年代の子どもたちにとってはすごく大事」と話す。
真夏日となったこの日。子ども達は大粒の汗を流しながら、真剣な表情で練習に取り組んでいた。
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