2018年06月04日 06:27更新
名物ホタルシャワー、今年も魅せます!
ホタルの里で知られる上越市大島区仁上地区で9日からホタル祭りが始まる。例年4,000人もの来場がある人気イベント。仁上ホタル祭りは今年で22回目。運営は地元のボランティア団体、「仁上ホタルの会」。会ではイベントだけでなく、ホタルの保護活動にも熱心に取り組んできた。
本番を前に31日には、現地でホタル講座が開かれた。
講師は、新潟県ホタル保護指導員の資格をもつ3人が務め、ホタルの生態や祭りの見どころなどを紹介した。仁上地区は30年以上前からゲンジボタルの生息地として知られている。ゲンジボタルは、水の枯れないきれいな小川に棲んでいる。田んぼでよく見られるヘイケボタルに比べて、体が倍近くあり、光り方も穏やかで趣がある。
「この辺りぶあーって。500~600匹くらいかな。ホタルシャワーが見れるんだよ……」
会では、ゲンジボタルを守るため、水路を整備し、餌になる「カワニナ」が育ちやすい環境を整えてきた。樋口光良会長はホタルの保護活動は、住民が地域づくりに参加するきっかけになったと話す。現在では、会のメンバー20人が指導員の資格をとった。樋口さんは「仲間が良いんだよね、だから続けられる、大島の自然があって、ホタルがいる、それを住民が守っている」と話している。
大島区の仁上ホタル祭りは来週9日から7月7日まで。ホタルの光がよく見えるのは午後8時頃から9時ころまでだという。
仁上ホタル会
■問合せ:樋口光良さん 携帯090-2522-3728
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