2018年05月23日 16:49更新
上越市立春日小学校の児童が23日、地元の人と一緒に春日山城跡の松林の清掃に汗を流した。
松林の清掃は、春日山城跡を保護しその素晴らしさを後世に残そうと7年前から毎年行われている。きょうは、春日小学校の4年生134人と城跡の保護に取り組む地元住民グループが合同で作業した。児童は16の班に分かれ、熊手を使いながら相撲場のまわりに落ちている松葉を集めた。
児童は「春日山をきれいにして、色々な人に、すごい所だと見てもらいたい」と話した。
集めた量は、例年なみの2トンほどになった。地元の住民グループによりますと、城跡の松林は放置していたため、松くい虫によって多くの木が枯れた。7年前から掃除など手入れをすることで、新しい芽が出てきたということ。
春日山城跡保存整備促進協議会の小山正明会長は 「子ども達は毎年楽しみにしている。自分たちが春日山を守るという意識で来てくれているのが一番」と話していた。
※2018年5月23日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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