2016年10月20日 09:52更新
上越市本町6丁目の高田世界館で、戦争の混乱が続くイラクとシリアを舞台にしたドキュメンタリー映画が10月29日から上映される。高田世界館では現地の状況に詳しいジャーナリストなどをトークショーのゲストに招くため、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを10月28日まで実施している。
呼びかけはクラウドファンディングのサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で行われている。目標金額は10万円で、期間は映画上映の前日、今月28日金曜日まで。集まった資金はトークショーのゲストを招く費用で使われるほか、シリアに募金される。金額は1口3,000円、5,000円、1万円の3種類で、協力者にはお礼として金額に応じた映画鑑賞券が贈られる。
高田世界館の上野支配人は「資金調達の活動とともに、シリアの問題についても知ってもらいたいという思いが強くあった。目標金額の10万円を超えた分は、すべてシリアのチャリティー活動に使われる。ぜひ多くの人に関心を持ってもらいたい」と話した。
高田世界館では今月29日からイラクを舞台にした作品を、来月5日からはシリアを舞台にした作品2本を上映する。現地の情報に詳しいジャーナリストなどを招いたトークショーは10月29日、来月5日、6日に行われる。