2018年05月18日 15:45更新

上越市立直江津中学校の生徒が18日、伝統の行事「がんばり行軍」に挑戦し、42㎞を歩き通した。

「がんばり行軍」は直江津中学校が開校した昭和22年から70年以上続く伝統行事。長い道のりを歩き通すことで、心身を鍛え、仲間との絆を深めることを目的にしている。今年は生徒357人が挑戦した。

コースは、なおえつ海水浴場を出て糸魚川市筒石までの42㎞と、名立区で折り返す32㎞の2つ。

きょうは気温が上がり、日中の最高気温は糸魚川市能生で29.7℃と7月下旬並みとなった。強い日差しが照りつける中、生徒はそれぞれのペースでゴールを目指した。沿線には保護者だけでなく地元の住民も並び、「がんばれ！」「ファイト」と声援を送っていた。

スタートから17.5km、名立区内の給水所で、生徒は「だいぶ疲れた。42kmは長い」と話していたが、「最後まで頑張る」と力強く応えて、出発した。

42kmをトップで完走 金井勇馬さん（2年）

42㎞コースをトップで完走したのは2年生の金井勇馬さん。
タイムは3時間43分だった。「去年は歩いてしまったが、今年は最後まで走ることができてよかった。（後半は）足が痛くなり、途中で休みながらゴールを目指した。来年も42kmで優勝したい」と金井さん。

32㎞コースのトップは3年生の中嶋優太さん。
タイムは2時間25分だった。「3時間を目標にしていたが、思ったよりも早かった。過去2回は、途中で歩いてしまったが、最後まで走ってゴールできてよかった」と中嶋さんは満足していた。

※2018年5月18日（金）ニュースLiNKで放送 初回18:30～