2018年04月17日 14:11更新
上越市立城西中学校2年生の斎藤綺良理(きらり)さんが、JOCジュニアオリンピック彩の国杯 全国中学生空手道選抜大会の組手で初優勝した。斎藤さんは16日、村山市長をたずね、優勝を報告するとともに、今後への決意を語った。
全国中学生空手道選抜大会で優勝したのは、城西中学校2年生の斎藤綺良理さん。
青帯が斎藤綺良理さん 写真提供:斎藤祐樹さん
大会は先月、埼玉県で開かれた。斎藤さんが出場したのは中学1年女子の組手。斎藤さんの得意技は相手の突きや蹴りに合わせて攻撃を繰り出す「カウンター」だ。
決勝では大阪の選手と対戦し、6対0と相手を圧倒して優勝した。この大会で2位になったことはあるが、優勝は初めて。
写真右 斎藤綺良理さん
「強い選手がたくさんいた中で一番はうれしかった。小さいころからの夢がかなった」と笑顔で試合を振り返る斎藤さん。きのう、上越市空手道連盟育成強化委員長の父・祐樹さんと母・天子さんとともに上越市役所を訪れ、村山市長に優勝を報告した。
斎藤さんは、父・祐樹さんが運営する空手道場「直心道場」で、2歳から空手をはじめた。稽古では常に年上を相手にして、カウンターの技を磨いてきた。
村山市長は「空手はオリンピックの種目になり脚光を浴びている。上越市には来年、県立武道館ができるので、そこでも活躍してほしい」と期待を寄せた。
斎藤さんは今回優勝したことで、8月の全国中学校体育大会への出場を決めた。「目指すのは優勝」と言い切り、さらにその先の夢も語る。「全中は優勝。今年度の空手道選抜大会は2連覇。そして今後はオリンピックで優勝できるようにがんばりたい」と。
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