2018年04月11日 10:00更新
明治のお宝発見!
上越市本町6丁目にある大島電機が入る町家で、このほど推定100年以上前の看板が見つかった。
こちらが推定100年以上前のものと思われる看板。「和洋料理」という文字の下には牛や豚と書いてある。
見つかったのは上越市本町6丁目の大島電機のある町家。今から2年前、町家の改装で雁木を修復している時に発見された。
この町家は今から112年前、明治38年に建てられた。当時は「牛丸」という屋号で、牛肉の販売と「牛鍋」、今で言うすき焼きを出す食堂を営んでいた。大島電機では「看板はその当時使われていたものではないか」と話している。看板はていねいに扱われた様子がうかがえ、表面の劣化がほとんどない。
大島電機の大島俊樹さんは「推定ですけど、これが100年以上前のものだとすると、すごいことですよね。昔ここに牛鍋屋があったという、ものいわない証人」と話す。
この町家は昭和26年、大島電機が買い取ったが倉庫として使用してきたため、構造や内装はほとんど当時のままだという。大島電機では、見つかった看板を雁木通りから見えるよう飾る方向で検討している。
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