2018年04月01日 17:41更新
上越市頸城区鵜の木の坂口記念館で「坂口謹一郎博士と酒とつばきの祭典」が1日から始まった。
坂口記念館は発酵微生物学の世界的権威で「酒博士」として知られる坂口謹一郎博士が戦時中に疎開した場所に建てられている。博士は将来、コメが過剰に生産されることを懸念し、つばきの苗木を販売し農家の収入になるよう考えていた。その名残として記念館には100種類200本のゆきつばきが栽培されている。
今年は3月に気温が高い日が続いた影響で例年よりも一週間ほど早く花が咲き始めた。庭園には真紅のゆきつばきだけでなく、白色の花や赤と白がまざった花など珍しい品種も見ることができる。
八尾(やつお)
満開を迎える一番の見ごろは4月第一週の週末から第2週目にかけて。期間中は抹茶の無料サービスや甘酒の販売などを行っている。「坂口謹一郎博士と酒とつばきの祭典」は今月22日日曜日まで開催。なお、14日土曜日にはゆきつばきの販売会も行われる。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.