2018年03月15日 18:25更新

上越市本町6丁目にサテライトオフィスを構える、東京のIT関連企業テラスカイが15日、学生を対象にした就職セミナーを上越市内で開催した。 

セミナーには来春卒業予定の大学生など約30人が参加した。講師はテレスカイのエンジニアが務め、他の人にはできない専門性を持つことが大切だとしたうえで、スキルはひとつに限らず、様々なものを兼ね備えることが重要だと訴えた。

また、テラスカイのグローバルアライアンス事業部長で、お笑い芸人としても活動するジェイソン・ダニエルソンさんも講師を務めた。ジェイソンさんは「将来のビジネスに生かせるかもしれないので、学生のうちにいろいろなことを幅広く大胆に挑戦してほしい。」とこれから就職活動する学生にメッセージを送っている。ジェイソンさんの話を聞いた柏崎市の学生は「自分にはプログラミングは難しいと思っていたが、話を聞いて自分にも出来そうだなと思った。いろいろ勉強してIT企業に就職したい」と話している。 

テラスカイは去年4月に上越市本町6丁目にサテライトオフィスを開設した。開設からまもなく1年を迎え、同社の佐藤秀哉社長は「一冬越えて、上越出身以外のメンバーももう少し居てもいいという前向きな話があった。上越に住みたいという声も出ている。地元の支援を受けながら事務所の運営が出来ている」と話している。現在、上越のオフィスには上越市出身者3人を含む5人が勤務している。佐藤社長は今後も上越のオフィスの社員を増やしたいとしている。