2018年03月07日 16:19更新
自然のままの雪山をスキーやスノーボードで滑り降りる「フリーライド」の世界ツアーの予選会が7日、ロッテアライリゾートで初めて開かれた。
フリーライドは1995年にオーストラリアで発祥した競技で、整備されていない非圧雪の斜面をスタートとゴールだけを決めて、スキーやスノーボードで自由に滑り降りるスポーツ。国内でも数少ない非圧雪のコースを開放しているロッテアライリゾートが予選の会場に選ばれた。
予選に出場しポイントを貯めると、世界最大のフリーライドの大会「フリーライド・ワールドツアー」の出場権を得ることができる。今回は地元妙高市を含め、国内外から77人が出場した。そのうち25人がアメリカやオーストラリアなど海外からの参戦だった。
競技はスキーとスノーボードがあり、それぞれ男女別に「ラインの難易度」「コントロール」「流動性」「ジャンプ」「技術」の5つの基準で審査し、総合得点で順位が決まる。きょうは、雪質が堅く滑りにくいコンディションだったが、選手は青空の下、高得点を狙って技を決めていた。
出場した選手は「アライリゾートのコースは窪みもしっかりしていて、木を目印に狙ったところに滑りやすい。来年も開催されればもちろん出場したい」と話していた。ロッテアライリゾートでは、来年以降も大会を誘致して、外国人観光客のインバウンドに繋げていきたいと話している。
※2018年3月7日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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