2016年12月13日 17:56更新
上越市内で道路の側溝をふさぐ蓋が何者に盗まれる事案が相次いで起きている。
上越市によると、11日から13日にかけて頸城区や浦川原区の市道や農道などで、側溝や集水桝(しゅうすいます)をふさぐ、グレーチング蓋27枚が何者かに盗まれた。被害にあった場所は6か所以上に及び。それぞれの場所で地元の町内会や市の職員が、ふたが盗まれているのを見つけ、警察に被害届を出した。
市ではカラーコーンやバリケードを設置し、安全対策を図ったほか、盗難防止巡回中などの看板を設置するなど、付近のパトロールを強める方針。
側溝のふたの盗難は、先週金曜日にも春日新田2丁目の上越市カルチャーセンターで10枚盗まれる被害が発生していた。
上越市道路課の川瀬課長は「どういう目的があって盗まれたかがわからず、どの対策で効果あるかわからない。盗難防止に向けて、結束バンドで縛るなどなんらかの方法を考えなければ」と話している。