2017年12月27日 16:32更新
年末恒例のサメの競りが27日、一印上越魚市場で行われた。
競りにかけられたのはモウカザメ18本分。捕れたのは宮城県気仙沼。
上越市では江戸時代の中ごろから、切り身を食べる習慣があった。にこごりや煮付けは、上越ならではの正月料理として伝えられている。しかし、最近はサメ料理を食べる家庭が少なくなった。一印上越魚市場での年間消費量が2年前、40トンだったのに対し、昨年は37トンだった。
一印上越魚市場の尾崎徹 社長は「江戸時代から受け継がれてきた文化を残したい。正月にはサメの料理を楽しんでほしい。おすすめは煮付け。皮のにこごりもおいしい」と話す。
一印上越魚市場では若い世代にも食べてもらおうと、今年の観桜会で揚げ物にして販売した。今後は県外にもサメを食べる文化を発信していきたいと話している。
※2017年12月27日 ニュースLiNK 初回 18:30~
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