2016年10月13日 18:26更新

上越市は2020年東京オリンピック・パラリンピックの参加国に市内で合宿してもらおうと招致活動をしている。その活動が実りドイツ体操連盟の関係者が10月15日と16日に上越市を訪れ、体操施設などを視察することになった。

上越市は国際体操連盟の名誉副会長で板倉区出身の滝澤康二さんを通じて、ドイツ体操チームの合宿招致を進めている。今年６月には、上越市の村山市長など関係者５人がドイツ体操連盟を訪れ、合宿に適した施設などについて説明した。今回ドイツ体操連盟の関係者３人が日本有数の設備が揃う大潟体操アリーナや宿泊施設を視察する。

上越市は、今回の視察後にドイツ体操連盟と契約したいと考えていたが、ドイツ体操連盟から視察後に改めて検討したいと申し入れがあり、契約については未定の状況。
12日に開催された2020年東京五輪・パラリンピック上越市合宿招致委員会で、村山市長は「ドイツ体操連盟に上越市が合宿地に最も適した場所だと思ってもらえるよう、しっかり準備をして視察に備えたい」と話した。