2025年04月07日 16:26更新
企業で働きながら高校卒業の資格が得られる全国初の通信制高校「ライトシップ高等学院」が直江津港佐渡汽船ターミナルに開校し入学式が4日(金)に行われました。
ライトシップ高等学院は、柏崎市にある新潟産業大学附属高校通信制課程のサポート校です。3年間授業をオンラインで週に1回以上受けるほか、上越地域の企業で週に3回ほど働き、給料をもらいながら職業訓練を受けます。拠点は直江津港佐渡汽船ターミナルの2階です。
こうした学校が開校するのは全国で初めてです。4日に入学式が行われ、上越地域をはじめとする県内の15歳から20代までの23人が入学しました。
式典では生徒一人ひとりに松本将史学院長から学生証入りのホルダーが手渡されました。
ライトシップ高等学院 松本将史学院長
「チャレンジ精神を持って社会で学ぶ先にどのような成長があるか今から楽しみ。自分の生き方を大切にしながら人のために生きられる人に成長してほしい」
このあと入学生を代表して渡辺琳湖さんが決意を述べました。
1期生 渡辺琳湖さん
「きょうから高校生と社会人の2つの立場。自覚と責任を持ち、実りある学院生活を全うすることを誓う」
オンライン授業はこの日から始まりました。また職業訓練は再来月から始まり、生徒は上越地域を中心とする65社76の職種から選んで働きます。
入学生
「成長できるチャンスがあるのでうれしい。1期生として入学できて誇らしい。介護の仕事に就きたい」
入学生
「普通の高校と違って働ける。働きながら給料も稼げる。そこに魅力を感じた。料理が好きなので、技術的なことを教わり調理系の店で働けたら」
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