2025年04月07日 10:45更新

7日（月）未明、糸魚川市能生漁港で釣りをしていた群馬県高崎市在住の40代女性が海に転落する事故がありました。女性はかけつけた消防救急隊に救助されました。けがはかすり傷程度でした。

上越海上保安署によりますと、転落事故があったのは能生漁港内です。女性は6日（日）昼頃、知人男性と釣りに訪れ、夕方から車内で仮眠をとっていました。7日（月）午前3時前に公衆トイレへ行き、駐車中の車に戻ろうと漁港の岸壁上を歩いていましたが、夜間で足元が良く見えず、足を踏み外して高さ1.5メートルの所から海に転落したということです。

女性が助けを求めたところ、たまたま通りがかった新聞配達員が駆けつけ、近くにあったロープを女性に投げ入れ、110番通報して救助を要請しました。

その後、女性はかけつけた消防救助隊によって岸壁上に引きあげられました。女性は顔にかすり傷を負いましたが、傷の程度は軽く病院へは搬送されませんでした。女性は救命胴衣を着用していませんでした。

上越海上保安署では、女性は知人男性と飲酒していたことから、足元がふらついたことも転落の一因と見ています。

上越海上保安署では、飲酒をしてのレジャー活動は控えるよう注意を呼び掛けています。