2017年11月29日 16:20更新
12月16日(土)予定の妙高市両善寺のロッテアライリゾートのグランドオープンまで残すところ2週間あまり。現地では、オープンに向けた準備の作業が追い込みに入っている。
ロッテアライリゾートは平成18年に営業を停止した旧ARAIリゾートの土地と建物をロッテホテルを親会社に持つ「ホテル&リゾート上越妙高」が全面リニューアルしたレジャー施設。同社によると、国内で屋外スキー場が新しくオープンするのは14年ぶり。建物は大きく分けて7棟あり、このうちホテルのチェックインなど主に玄関口となる建物、「ARAI」の内部を紹介する。
ARAI
フロント
ロビー
キッズルーム
ロビーからは中庭となる「プラザ」やゲレンデが一望できる。地下1Fにはレジーナアライベーカリーなどが設けられる。客室は「ARAI」や別棟の「LODGE」などすべての建物を含めて全部で257部屋。宿泊収容人数は530人。
客室(スーペリアトリプル)
アライレジーナベーカリー
一方、スキー場へのゴンドラ乗り場やフードコートなどが入り、宿泊客以外でも利用可能なのがビレッジステーション。 Village Station
この内部ではボルダリングなどの室内アクティビティが楽しめる。巨大なボルダリングウォールは高さ4.5m、幅は19m。プロジェクションマッピングを活用した日本初導入となるボルダリングゲームも楽しむことができる。
日本初導入のプロジェクションマッピングを使った ゲームが楽しめる
この一角には子ども用のボルダリングやトランポリンもあり、雪のない季節でも家族一緒に楽しむことができる。
子ども用のボルダリングはカラフルな壁画に
トランポリンスクエア
このほか、「LODGE」「CLUB」にはビジネスルームやセミナールームも。また「星空温泉&プール」や「スパ・マナ」で温泉やサウナ、屋内外のプールも楽しめる。施設の外にはチューブスライダー。国内最長192メートルの滑走が楽しめるスライダーはグリーンシーズン、スノーシーズン問わずに楽しめる。
チューブスライダーのコース(冬季は雪上のコースに)
このほかにも標高1,000mからアジアで最長となる長さ1.5kmのロープを滑車で滑るジップラインが楽しめる施設や森林の中で巨大なアスレチックを楽しむ「ツリーアドベンチャー」などアクティビティは盛り沢山。残すところ2週間余りに迫ったオープンに向け着々と建設が進められている。
スキーエリアは以前よりもビギナーコースが新たに拡張された。11コース44㎢、リフトはゴンドラを入れ5基。
同社の亀田修造社長は「11年間閉鎖してたこともあり、建物自体は立派に作ってあったのでそれを根本的にいじくることはしなくて済んだが、やはり設備は全て新しく変えて整備した。短期間でここまでこれたのも工事関係者や地元の皆さんの協力の賜物。」と語った。
亀田修造 代表取締役
また来年以降は半分近くをインバウンド、外国人観光客をターゲットにと話した上で、「(今シーズンの)雪もどうやら早そう。スキーのコースが白くなると私自身気持ちが結構盛り上がる。昔から来ている人をはじめ、新しいお客様にどんどん来ていただきたい。」と話していた。
【アクティビティ料金】
■ボルダリング 2,000円(1時間) 見学500円
■チュービング 1,000円(1回) 5,000円(6回)
ジップライン(簡易版)
■ジップツアー(1.5km) 6,000円(1回)
※ロッテアライリゾートのドローン映像はこちら⇒ https://www.joetsu.ne.jp/27606
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