2024年12月06日 17:47更新
上越市新光町3丁目の有限会社増井オートが、先月27日に新潟地裁高田支部より破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。
帝国データバンクによりますと、増井オートは1978年、昭和53年7月に法人改組した自動車整備業者で、前代表の時には自動車販売も行い、1997年7月期は年収入高1億9900万円ほどを計上していました。しかし、前代表には後継者がおらず、2019年3月に中古自動車販売業の株式会社J.フロンティアの代表が株を取得し、代表を兼務することになりました。
J.フロンティアのグループ企業となってから、グループ内の事業区分を明確にするため、事業は自動車整備のみとなり、2021年7月期の年収入高は4300万円ほどにとどまり、収益面でも不採算となっていました。
2024年7月期の年収入高は4600万円ほどで、収益面では利益を計上していました。しかし、J.フロンティアが債務超過に陥り、貸付を行って資金繰りの支援を行っていましたが、J.フロンティアが倒産したことで貸付金の回収が不能となり、今年10月31日に全従業員を解雇し、事業を停止しました。
負債は債権者45人に対し、金融債務を中心に4200万円ほどの見込みです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.