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7割の児童が「川渡餅」を知らない? 春日小3年生が試食

2024年12月02日 17:57更新

11月30日(土)12月1日(日)は上越市の冬の風物詩、「川渡餅」が高田や直江津の菓子店などで販売されました。この上杉謙信ゆかりの和菓子を、春日山の歴史を学んでいる上越市立春日小学校3年生が試食しました。

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春日小学校の3年生およそ130人は、春日山の魅力を探ろうと春日神社や林泉寺などを訪れ自然や歴史を学んできました。

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2日(月)は上杉謙信ゆかりの和菓子で冬の風物詩「川渡餅」を学ぼうと、稲田の和菓子店、「かなざわ総本舗」代表取締役社長の金澤一輝さんを学校に招いて話を聞きました。学校によりますと3年生のおよそ7割が「川渡餅」を知らない、食べたことがないということです。

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児童
「食べたことない」
「知らなかった」
「初めて食べた」

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「川渡餅」は460年ほど前の永禄4年、上杉謙信が川中島で武田信玄と戦う前の夜に、兵にモチを配り、士気を高めたことから生まれました。無病息災を願い、毎年11月30日と12月1日の2日間のみ、高田や直江津の菓子店などで販売されます。

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かなざわ総本舗 金澤 一輝 代表取締役社長
「この地域に昔から伝わる言い伝えで12月1日を『乙子の朔日(をとごのついたち)』と言う。(をとご)1年で最後の月を意味する。12月1日にモチを食べると1年間水難から免れる言い伝え」

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説明を受けたあと児童はさっそく試食しました。

児童
「ツヤツヤしていて おいしい」
「川を渡る前に元気づけるためにモチを食べて渡ったことがすごいと思った」
「1年安全に暮らせると知り、安全に暮らしたいと思った」

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かなざわ総本舗 金澤 一輝 代表取締役社長
「上越の文化と伝統を少しでも多くの子どもたちに伝えていきたい。おいしいと思って食べてもらいたいのはそうだが、子どもなりに、歴史や文化 伝統を感じてもらえれば」

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