2024年11月26日 10:00更新
酒かすや味噌などの発酵食品を使った上越市の冬の名物、「さかきん発酵鍋」を食べ比べできるイベントが24日(日)に開かれ、家族連れなどでにぎわいました。
「さかきん発酵鍋」は、酒かすや味噌などの発酵食品や地元の食材を使った鍋です。上越市出身で応用微生物学の世界的権威、坂口謹一郎博士がコンセプトになっていて、毎年市内の店舗が工夫を凝らしたオリジナル鍋を考案しています。今年は去年より3店舗増えた15店舗が参加し、21種類の鍋が今月中旬ごろから提供されています。
イベントは多くの人に鍋を味わってもらおうと開かれ、会場には5店舗が並びました。
出店者
「鍋というと和風のイメージだが、今回は洋風のイメージで提供。酒かすが入っているので温まる」
訪れた人
「体が温まっておいしい。洋風な鍋もおしゃれ」
また、上越教育大学の学生が考えたイベント限定の鍋、「雪降る肉!肉!肉!鍋」も並びました。
上越教育大学考案 「雪降る肉!肉!肉!鍋」
キクラゲやタケノコが入った食感が楽しめる肉団子や、塩こうじにつけた鶏肉、味噌ベースのスープで煮込んだ鶏肉の3種類の肉のほか、ハクサイやニンジン、上越産のシイタケなどが入っています。この鍋は去年から学園祭などで提供していましたが、今年は昆布とかつお節からだしを取り、味に深みが増したしたということです。
上越教育大学大学院 家庭コース3年生 光松修平さん
「メレンゲで雪、キクラゲで大学にいるカラスをイメージ。上越らしさがあると思う。学食で季節限定で出せたら。コストが高いなど課題もあるので(後輩に)改良してほしい」
上越発酵鍋の会 事務担当 渡辺真守さん
「若者目線の新しい鍋を作ってもらえたら、若者に注目してもらえるのではとお願いした。(さかきん発酵鍋は)健康にもいいのでいろいろなお店に足を運んで皆さんで温まり、冬を乗り切ってもらえたら」
さかきん発酵鍋は、店によって提供期間が異なります。詳しくは、ホームページをご確認ください。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.