2017年11月16日 06:45更新
上越市高田の市街地を流れる青田川の保全活動に取り組む市民団体がこのほど、町おこしに取り組む市民団体に贈られる「新潟県自治活動賞」を受賞した。
青田川を愛する会 石川総一会長
新潟県自治活動賞を受賞したのは「青田川を愛する会」。26年前に発足した市民団体で、青田川の保全活動を行っている。毎年6月の清掃活動には川沿いの小学校の児童や、周辺の事業所などから500人近くが参加している。
ことし6月に実施した青田川の清掃活動
この他、川の水質調査を児童と一緒にしたり、川に関する絵画や俳句の作品展を開催するなど、景観づくりだけでなく文化活動にも取り組む。こうした活動が認められ、これまでに環境大臣賞や新潟県環境賞などを受賞した。
今回受賞した県自治活動賞は地域の町おこしに取り組む市民団体などに贈られるもので、上越市内では15団体目の受賞。会では「30年近く地域一体となって川の景観作りに取り組んできたことが評価された」と話す。
16日には会の会員など約70人が集まり、受賞を祝った。石川総一 会長は「地域のみんなや小学生の川をきれいにするという努力が、親や大人に感銘を与え、これが運動の元になった」と感謝の気持ちを述べた。
※2017年11月16日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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