2024年11月06日 09:00更新
上越市頸城区にある豪農の邸宅、瀧本邸が今週末一般公開されるのを前に、4日(月)に地元のボランティアが落ち葉などを拾う清掃活動をしました。
清掃活動をしたのは、スマートフォンなどのアプリ「LINE」で頸城区のボランティアを募る「くびきまちづくり隊」に応募した4人です。ほうきや熊手などを使って落ち葉をかき集めたり、草を刈ったりしました。
参加者
「LINEを見て、以前も参加したことがある。初めて参加したとき良い庭園だと思った。残していかなければならない、少しでも協力しようと参加した」
「頸城区には瀧本邸と白田邸がある。素晴らしい庭を残したいとボランティアに参加した」
瀧本邸は離れの「懐徳亭」が国の登録有形文化財に指定されるなど、市を代表する邸宅のひとつです。普段見学はできませんが、春と秋の年2回一斉公開されています。清掃活動はこれに合わせ、毎回、邸宅の持ち主瀧本宜弘さんが知り合いなどに直接頼んでいました。
「くびきまちづくり隊」の活動が去年5月から始まり、「地域のお宝」を大事にしようとするボランティアの輪が広がったと感じています。
瀧本邸 瀧本宜弘さん
「時々新しい人がLINEを使ってボランティアに参加している。連絡を行き届かせるにはLINEが良い方法だと思う。LINE登録することはボランティアに参加する気持ちがあるということ。掃除には人手が必要、手伝ってもらえるのはありがたい」
瀧本邸を含む市内4つの名家秋の一般公開は今週末の9日(土)と10日(日)の2日間です。
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