2024年10月09日 11:18更新
JAえちご上越は、今年度産のコメの収量が全体的に少なくなる見通しであることなどを受け、コシヒカリなど6品種の仮渡金を1等米60キロあたり当初の金額より1000円から1500円引き上げて生産者に支払うことを決めました。
今年度の仮渡金は当初、農業資材の高騰などで生産コストが上がったことを受け、コシヒカリなどの主な品種について60キロ当たり3000円から3300円ほど引き上げました。今回はさらにその金額に上乗せします。
主な対象は、コシヒカリやこしいぶき、みずほの輝きなど6品種の1等米と2等米です。上乗せ金額は、コシヒカリの1等米と2等米が60キロあたり1500円です。改定後の仮渡金はコシヒカリの1等米は1万9100円、2等米は1万8500円になります。また、新之助の1等米も60キロあたり1500円の上乗せで1万9500円になります。ほかにも、こしいぶき、みずほの輝き、つきあかり、にじのきらめきの1等米と2等米も追加で1000円上乗せされます。
この背景には、今年度産の収量が全体的に少なくなることが見込まれており、生産者の収入を確保するねらいのほか、全国で発生したコメ不足で消費需要が高まり、新米がでまわったいまも、高値で取引されていることなどがあります。
JAえちご上越では、追加で引き上げる金額としては異例の高さだと話しています。
追加された仮渡金については、10月25日(水)に支払われる予定です。
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