2024年09月24日 16:38更新
来年の秋、妙高市朝日町1丁目にオープンする予定の図書館を含む複合施設の活用方法について考える、市民向けの初めてのワークショップが23日(月)、妙高市役所で開かれました。
ワークショップには妙高市に住む高校生以上のおよそ50人が参加しました。テーマは妙高市の新しい図書館を中心とした複合施設の活用についてです。
施設は市役所の斜め向かい、朝日町1丁目に現在建設中で来年の秋にオープンする予定です。建物は地上4階建てで、図書館を中心に子育て支援や市民が交流できる活動スペースのほか、カフェなどが設けられます。
ワークショップでは、はじめに愛知県豊橋市や安城市にある複合施設の活用事例が紹介されました。「豊橋市まちなか図書館」では、階段のスペースと大型スクリーンを使って学習会などを開いているほか、ピアノを設置してイベントなどで活用しているということです。
このあと、参加者は新しい複合施設で実際にやりたいことなどを考え、グループごとに発表しました。
参加者
「小学校で読み聞かせのボランティアをしている。図書ボランティアだけでなく、ほかのボランティアも生き生きと活動できるような図書館を中心にした活動が充実できれば」
「趣味で『おもちゃ病院』をやっている。子どものおもちゃの修理をボランティアでする。これを新図書館で開院したい」
市では今回出たアイデアをもとに、年度内に実施計画をまとめ、来年度の予算案に反映させたいとしています。
妙高市教育委員会 生涯学習課 鴨井敏英 課長
「市民がやりたい、楽しみたいことを実現できるよう行政の方も応援したい。図書館だけではないので、いろいろな人に集まってもらい、交流、生きがい、出会いがある施設にしていきたい」
ワークショップは来年1月までに合わせて5回開かれます。今後は子育て支援や学びと交流など、テーマごとに話し合っていくということです。詳しくは市のホームページをご覧ください。
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