2024年09月19日 18:01更新
コメの品薄が続き、異例の購入制限をしていたJAえちご上越の農産物直売所あるるん畑は、コシヒカリの収穫が本格化したことから制限を先週11日(水)からなくしました。一方で、コシヒカリの価格は肥料や燃料の値上がりを受け、例年よりも1キロあたり100円高くなり、消費者を悩ませています。
19日(木)のあるるん畑です。コメを量り売りするコーナーには、収穫が本格化しているコシヒカリなどがずらりと並んでいます。
米を購入した客
「向こうは全然売っていないようなので横浜にいる子どもに送る」
全国的にコメの品薄が続くなか、あるるん畑では今年収穫された わせ品種「つきあかり」の販売を8月下旬から始めました。
当初は買いだめを防ぐため、購入をひと家族20キロまでに制限する異例の措置をとりました。今月上旬からは主力の品種、コシヒカリの収穫が始まったことから、あるるん畑では制限を今月11日からなくしました。
あるるん畑 鳥越香菜子店長
「入荷当初はすぐに米がなくる状況が何日か続いた。9月上旬、こしいぶきやコシヒカリが入ってきて今は米が品切れることはなくなった」
コメの品薄は解消されたものの、消費者を悩ませているのが価格です。肥料や燃料が値上がりしているのを受け、コシヒカリは1キロあたり550円で去年と比べ100円高くなっています。またほかの品種も同様に30円から50円ほど高くなっています。
米を購入した客
「価格があがった。高くなったと思う」
あるるん畑によりますと、9月下旬から10月上旬にかけ「みずほの輝き」や「にじのきらめき」、「新之助」の新米を販売する予定ですが、値上がりは避けられないということです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.