2024年09月05日 09:31更新
今月1日に底引き網漁が解禁され、糸魚川市の能生漁港では旬のメギスなどが水揚げされています。
日本海側の底引き網漁は毎年9月に解禁されます。能生漁港では台風の影響で3日遅れの4日(水)から始まりました。船は朝5時頃出発し、漁は沖合2キロほどで行われました。
水揚げされたのは旬を迎えたメギスです。大きさは平均15センチほどですが、25センチの大物もありました。
光洋丸 中村浩さん
「形が細かいものでも脂がのっている。小さくても小さいなりに食べ方がある。メギスは塩焼きがこの時期は一番いい」
上越漁業協同組合によりますと、能生漁港では4日はメギスが2580キロ水揚げされました。底引き網漁の初日としては、去年と比べ500キロほど多く、漁業関係者は滑り出しは好調だと喜んでいました。
上越漁業協同組合 黒坂智成 課長
「台風が来る予定で(漁が)いつ解禁できるのかやきもきしていた。安堵の気持ち。大きいメギスが取れて喜んでいる」
このほか、ノドグロ240キロやスルメイカなども水揚げされました。能生漁港の水揚げ量は、底引き網漁の解禁前と比べて3倍ほどに増えるということです。
4日に水揚げされた魚は上越市内の鮮魚店、魚勢やスーパーイチコ、ナルスなどで販売されます。
上越漁業協同組合 黒坂智成課長
「新鮮な魚が取れているので能生の魚を存分に食べてほしい」
底引き網漁は来年6月末まで続きます。
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