2024年08月27日 13:19更新
地域の高校生が地域課題を解決するビジネスプランを作成して発表するイベントが23日(金)に、上越市本町5丁目のミュゼ雪小町で行われました。
すべての写真提供:上越市、日本政策金融公庫
これは日本政策金融公庫と上越市による「上越未来創造プロジェクト」の取り組みとして行われました。上越未来創造プロジェクトは、学校の垣根を超えて学生が集い、未来の上越をイメージしながらグループでビジネスアイデアを提案することをテーマにしたイベントです。起業家や創業支援専門家が学生のアイデア出しや発表の準備をサポートします。
今回、プロジェクトには上越地域に在住、通学している高校生11人と中学生4人が参加して、7月29日から8月23日までのおよそ1か月かけて行われました。
参加者は7月29日に「アイデアワーク」として、ビジネスプランの立て方や地域課題を知る講座を聞いたり、上越地域で活躍している地元企業に足を運び、地域活性化のための取り組みを学びました。
そこで学んだことを踏まえて、参加者たちはいくつかのグループを作ってビジネスプランを作成し、23日の「プレゼンテーション」に向けて、ビジネスプランをブラッシュアップして、発表の準備を行ってきました。
あすとぴあ高田5階のミュゼ雪小町で行われたプレゼンテーションには、1~3人の5チームが参加しました。
各チームは、ハンターとジビエ購入者をデジタルでつないで地域経済の活性化を目指すプランや、コメ農家のための農具貸出サービスと人材派遣サービスで農作業の生産向上を目指すプラン、高田駅周辺に全世代対応カフェを提供するプランなどを発表しました。
日本政策金融公庫 北関東信越創業支援センター所長 高田美奈さん
「プロジェクト実行にあたり、何よりも大切にしたのは『参加した生徒が一番楽しいと思えるものにしたい』ということでした。発表会のあとに参加者から『のびのびと楽しめた』『いろいろな人に褒められて満足』という感想をいただけて、胸がいっぱいになりました」
日本政策金融公庫では、今回のイベントとは別に「高校生ビジネスプラン・グランプリ」を開催しており、参加チームの中にはこのグランプリへ応募を検討しているチームもあるということです。
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