2024年06月20日 18:08更新
上越市大潟区の割烹明治庵で珍しい「白キクラゲ」の収穫体験が22日(土)から始まります。白キクラゲの収穫体験ができるのは全国でもここだけだということです。
上越市大潟区にある割烹明治庵で栽培されている白キクラゲです。
明治庵の代表 佐藤豊さんは、かつて薬膳料理を学んでいたとき、料理に中国産の白キクラゲを使っていました。出来る限り地元食材を使いたいと考えていた佐藤さんは、3年前に上越でも生キクラゲが栽培されていることを知り、生産者のDIY.TOKに協力を呼びかけ、白いキクラゲの栽培を始めました。
割烹 明治庵 佐藤 豊 代表
「地元産のキクラゲを見つけた。地元産のものがあるのかと。ぜひ使いたいと思いすぐに(生産者に)電話。俺にもやらせてくれと即決」
キクラゲは、明治庵の別館の駐車場にテント5つを張り菌床3000株を育てています。このうち4つのテントで白キクラゲを育てています。室温を25から35度に調整して菌床に水をやると3週間ほどで収獲できるようになるということです。
栽培責任者の町田伸之介さんによりますと、白キクラゲは一般的な黒いキクラゲよりもビタミンDが豊富で免疫力の向上やカルシウムの吸収を促すなどの効果があるということです。
20日(木)はプレオープンし、近隣の住民が収穫体験しました。
体験した人
「キクラゲ狩りは初めて。ついつい たくさん採ってしまいそう」
「収穫ちょっと難しい。力のかけ具合が難しい。(白キクラゲ)ぷるんぷるん。肌ざわりが気持ちいい」
栽培責任者 町田伸之介 さん
「お湯に通しスライスしたものをごま油と塩でからめたものがおすすめ」
割烹 明治庵 佐藤豊 代表
「白キクラゲを自分で採る体験は全国で初めて。新たな上越の特産品になれば」
キクラゲ狩り体験は22日(土)からです。収獲したキクラゲは白キクラゲが1グラム4円、黒キクラゲが1グラム2円で販売されます。キクラゲ狩りは予約制です。お問合せは090-2129-6649(町田さん)までどうぞ。
なお、ここで収穫された生キクラゲは、大潟区の鵜の浜人魚館で販売されています。
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