2024年05月28日 04:00更新
強風や高波によって砂浜が削り取られた上越市大潟区の鵜の浜海水浴場に、砂を運んで整備するための工事が今月23日から始まりました。市内にあるほかの海水浴場と同じ、7月13日から営業が始まります。
鵜の浜海水浴場の砂浜は強風や高波の影響でここ数年少しずつ削り取られ、今年1月下旬に被害が広がったと見られています。護岸がむき出しになり、このままでは営業できないことから市は砂を運んで整備するための工事を今月23日から始めました。現在、海水浴場に砂を運ぶ作業が行われています。
砂は県が柿崎区で進めている橋の架け替え工事の現場で掘り起こしたものを利用します。10トントラックが1日当たり50回、今週31日までにおよそ2000立方メートルを運びます。
新潟県地域整備部 伊藤弘幸 課長
「現在、県で橋の架け替え工事をしている。そこで出る残土(砂)を搬出している。残土は(砂)地元の人たちにも確認してもらって、これなら海水浴場の砂に使えるという事なので搬出した。残土は基本、ほかの現場で再利用している。このように砂浜で使えるのは良いこと」
今年の海水浴場は、場所を直江津側に20メートルほどずらし、人魚像の台座付近から直江津側およそ100メートルに設ける予定です。
重機を使って砂をならす工事は、6月20日から1週間ほど行われる予定です。そして7月1日に安全祈願祭が行われ、市内にあるほかの海水浴場と同じ7月13日から営業が始まります。
柿崎区総合事務所 石澤親久 次長
「鵜の浜には温泉街もあって、県外からたくさんの人が来る。海水浴と一緒に楽しんでもらえるのが鵜の浜の良いところ。元通りの砂浜にはならないけど、みなさんに楽しんでもらえるように整備しているので、ぜひ来てもらえれば」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.